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円形脱毛症 自己免疫疾患とは?

現在のところ、円形脱毛症の原因が何なのかはっきりとはわかっていません。ストレスによる脱毛も一つの原因に挙げられますが、最も有力な説として考えられているのが、「自己免疫疾患」です。

自己免疫疾患(じこめんえきしっかん)とは、元々は細菌、ウイルス、腫瘍等の異物を認識して排除する働きをする免疫系が、自分自身の正常な細胞や組織に対しても同様の働きをして傷つけてしまう病気です。そのほかの円形脱毛症の原因は、遺伝的素因や内分泌異常などが考えられています。

ストレスによって起こる円形脱毛症は、仕事や家庭内での心配事や、生活環境の変化によるものが原因になっています。これらは、精神的なストレスを軽減し、十分な休養をとるなどしていけば自然に治っていきます。

現代社会はストレスが付き物です。運動や家族との団らんを楽しむなどしてうまくストレスを発散させることが大事ですね。

円形脱毛症 アトピーやアレルギー

さて、円形脱毛症は自己免疫の異常によるものだと述べましたが、この病気は、自覚症状があまりなく、例えば、かゆみや痛みなどを感じないので、ある日突然頭に丸い円形のハゲがある事に気がつきます。私の友人もこの円形脱毛症になったことがあり、私が指摘するまで全然自覚症状がありませんでした。

円形脱毛症は、頭皮だけではなく他の部分にも現れます。眉毛やまつ毛、陰毛、体毛なども抜けてしまう場合もあります。頭の毛が円形に抜けるだけでなく全体が抜けてしまう症状もあります。

最近では、円形脱毛症はアトピー性皮膚炎等のアレルギー性疾患、及び自己免疫性疾患などと合併して発症する割合が高くなっているようです。もし、円形脱毛症の症状をみつけたなら、早めに皮膚科の円形脱毛症の病院で診察を受けるようにしましょう。


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